法人だけに認められる経費

みなさん、こんにちわ。

札幌の税理士・社労士の蝦名です。

個人なら必要経費にはならないけれど、法人なら損金（会社にとっての必要経費）として認められるというものがあります。

必要経費算入と損金算入の範囲は異なっています。

当然、法人成りしてそれらを損金計上すれば節税にもつながります。

どのようなものがあるでしょうか？

①　借入金利子等

個人の場合、所得と直接関連のあるものしか認められませんが、会社の借入金利子はすべて経費になります。

②　家族従業員に対する給与

個人の場合は特例を除くと原則として経費になりません。一方、会社は適正な額である限りOKです。適正な額というのも難しいのですけどね・・・・・。

③　代表者や家族従業員の退職金

個人事業では退職という概念が無いので、退職金を必要経費で支払うことはできません。これに対し、会社であれば、実績等に応じた退職金である限りOKです。しかも、退職金にかかる所得税の負担は非常に軽減されています。

④　家族に支払う賃借料等

個人事業では、生計を一にする配偶者やその他の親族に家賃、借入金利子などを支払っても必要経費に算入することはできません。

 

上記のポイントは法人成りする前には必ずおさえておきたいところですね！

 

 

 

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