創業支援で社保減免

みなさん、こんにちわ。

札幌の税理士・社労士の蝦名です。

労働新聞を読んでいてとても興味深い記事を拝見しました。

東京商工会議所は起業、創業支援に関する提言の中で、「創業後5年間の社会保険料の減免措置」を図るべきとしています。

法人税や法人事業税の免税などの税制優遇に関しては聞きなれた感がありますが、社会保険料に関しては新鮮さを感じました。

私もこの提言には賛同したいところです。

創業後に社会保険料によって苦しむ企業経営者を、実務の最前線から常に目の当たりにし、支援している立場であるからです。

事業計画が甘いのでは？・・・・・・、どうして法人で起業したの？・・・・

人を雇用する資格はないのでは？・・・・

創業間もなく社会保険料の負担に苦しむ経営者の方は、上記のような言葉を投げかけられた方もいらっしゃるでしょう。

やむ無く力尽き、差し押さえ、倒産、廃業といった起業家も今まで星の数ほどいたことだと思います。

失敗しようと思って起業する方などいません。

ですが、初めてやることで思い通りにいくこともまずありえません。特に会社経営・・・・。

減免措置によって起業のハードルが下がれば本当に起業促進につながると思います。

その減免した社会保険料分は、既に起業し、所得があるにもかかわらず社会保険料を納めていない企業から徴収するべきなのは言うまでもありませんね！

 

 - その他 札幌, 社会保険料, 税理士, 蝦名事務所, 行政書士

  関連記事