過去に自己破産した方の会社設立

みなさん、こんにちわ。

札幌の税理士・社労士の蝦名です。

たまにご相談いただくのですが、

「自己破産したので取締役になれないから代わりになってくれる人を探しています。」

というお話をお聞きすることがあります。

ここはよく勘違いされやすいところなのですが、新会社法施行前は、自己破産の手続き開始後、復権するまでの人は取締役になることができませんでした。

ところが今（新会社法施行後）では、役員の欠格事由から破産者で復権を得ていない人というのがなくなったため、取締役になることができるようになりました。

ただし、会社法上は可能でも、事業の許認可の要件でひっかかったり、金融機関からの資金調達が難しい場合もありますので、それらも会社設立の際には総合的に考慮することが必要です。

 

特に許認可がからむような事業の場合、営業の可否にも影響がでますので、頼れる専門家と一緒に熟考を！

 

 

 

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