繁忙期と決算期の重複

みなさん、こんにちわ。

札幌の税理士・社労士の蝦名です。

 

会社を設立するにあたって、決算月を決める際に下記の3つは必ず考慮しましょう！

 

1.　業務負荷の観点

決算前後には、決算作業や棚卸し等、特別な業務も発生するため業務負荷が高まります。

決算期から2ヶ月以内に税務申告もしなければなりませんので、業務の繁忙期と重複してしまうと大変です。

忙しい時期を避けて決算期を設定するのがおすすめです。

2.　消費税の免税期間の観点

1期目の最初の6ヶ月間の売り上げまたは給与等支払額が1,000万円を超える見込みがない場合は、1年目の事業年度が12ヶ月になるように決算期を設定し、1,000万円を越えることが予想されるのであれば1期目を7ヶ月以下としたほう有利かも！（詳細は税理士にご相談を！）

3.　資金繰りの観点

税金を納める時期（決算後2ヶ月以内）に資金が潤沢にあり、支払いに対応できるようになっていることも重要です。

賞与の時期、業種的に売上げが少ない時期など、資金繰りが大変な時期に重なってしまわないよう設定するほうがいいでしょう。

 

決算期の変更も比較的簡単にはできますが、上記は必ず検討してみてくださいね。

 

 

 

 - 会社設立関連情報

  関連記事