不良債権の貸倒処理

みなさん、こんにちわ。

札幌の税理士・社労士の蝦名です。

なかなか回収できない債権のすべてを、貸倒処理として処理できれば何も問題はありません。

しかし、不良債権を貸倒処理するには、

①債権を切り捨てした場合

②債権の全額が回収不能となった場合

③一定期間取引停止後弁済がない場合や遠隔者の場合等

上記のようなケースに限られてしまいます。

しかも、その事実認定にあたっては税務署とのトラブルが生じることも多く、現実にはなかなか貸倒損失として認めてもらえません。

そこで、ケースによっては、それら債権を第三者に譲渡してしまうといった方法も検討することがあります。

不良債権ですから、もちろん譲渡金額はその債権の額面金額よりはだいぶ少なくなります。

しかし、債権を譲渡したことによる損失は必要経費に算入することができますから、十分に検討に値するでしょう！

 

 

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