禁断の十戒

みなさん、こんにちわ。

札幌の税理士・社労士の蝦名です。

 

企業社会における「十戒」（秋山仁、数学者）

 

１．ウソも方便、ここぞというときはウソをつけ

２．ライバルは手段を選ばず、蹴落とせ

３．上司にはゴマをすれ

４．努力は報われるとは思うな、正義は滅びる

５．責任は他に転嫁しろ

６．言い逃れがきく限り、言い逃れろ

７．なるべく楽をして、功を焦ろ

８．理性を排し、本能のおもむくままに行動しろ

９．考えるヒマがあったら働け

１０．職場は墓場だ、いやなら、やめろ

 

企業人には責任がある。

会社に対する責任。

同僚に対する責任。

家庭に対する責任。

社会に対する責任。

これらは往々に矛盾し、あちらを立てればこちらが立たない。

一人で決断して究極の選択をしなければならない時、なまやさしい選択でない時に、この十戒のどれかを使おうとする誘惑にかられます。

「もはや、ウソをついてでも逃れるほかない」

「こんな重大な失敗の責任はとれない、だれかに転嫁できないか」

「努力したって無駄だ。今が楽しければいいじゃないか」

「もういやだ、辞めれば片づくのだから、辞めよう」

私は、こんな思いにかられるときこそ、人生にとって最も大切な時だと思います。

その大切な時にこの十戒を用いてはいけません。

全知全能を振り絞って打開策を考え、すべての人間関係に正直に苦境を打ち明けて、この十戒を使わずに難局を乗り切るたびに人に信頼される「責任」のもてる人になっていくのでしょう。

みなさんも、十戒の誘惑を跳ね返しましょう！

 

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