議事録を作成しておこう

みなさん、こんにちわ。

札幌の税理士・社労士の蝦名です。

 

会社設立を終えると、実際に事業開始とともに、設立年度の役員報酬を決定しなければなりません。

法人税法では、役員の給与が損金となるためには厳しい要件を設けています。

必ず株主総会や取締役会（取締役会非設置会社の場合、代表取締役の決定書など）の議事録や決定書を作成保存し、会社法の手続きを確実にしておくことがとても重要です。

下記に記載例をご紹介いたしますのでご参照ください！

 

【取締役の報酬決定についての議事録記載の例】

＜株主総会議事録＞

議案　取締役の報酬等の額の件

議長は、取締役の報酬等総額を年額○○万円以内としたい旨を述べ、

これには使用人兼務役員の使用人分の報酬を含めないこととし、その

配分方法は取締役会（代表取締役）に一任してもらいたい旨を述べ、

その議決を諮ったところ、満場異議無くこれを承認可決した。

※（　）は、取締役会非設置の会社の場合

 

＜取締役の報酬金額に関する決定書＞

平成○年○月○日開催の取締役会（株主総会）において、取締役各人の

受けるべき報酬の額の決定については、これを代表取締役に一任すると

決議されたことにより、その報酬金額を下記のとおり決定し、平成○年

○月○日以降支給される報酬金額より適用する。

記

代表取締役　○○○○　　　月額　○○○円

取締役　○○○○　　　月額　○○○円

取締役　○○○○　　　月額　○○○円

以上

※（　）は、取締役会非設置の会社の場合

 

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